私の全てを受け入れてほしい
子供はいま4歳ですが、まだまだ甘えたい年頃。
息子が泣いて癇癪を起こすと、とりあえず抱きしめて
よしよし‥と落ち着かせています。
自分も小さい頃は、泣いている姿を受け止めてもらっていたはず。
受け止めてもらえると、安心感・一体感を感じるため、
そこへ戻りたい(子供に戻りたい=退行)という願望を心の底に持っており
また、群れで生きる人間は、信頼できる人に導いてもらいたいー
という本能も持っています。
しかし、これは願望であって
現実に叶えることはできないものです
泣いてもいいが、
両親も恋人も子供も
自分を抱きしめて守ってはくれません
自分の体調が悪くなって心がぐちゃぐちゃになった時(うつの時)
誰か助けて‥と身近にいる家族に助けを求めたけれど、
家族は、泣いている自分を抱きしめて守ってくれる存在ではないからです。
(勿論寄り添ってくれる存在ではあると思います。)
何も心配することのなかった、母親の子宮に戻ることはできません。
生き物は、生まれた瞬間から自立することが不可欠となります。
お釈迦様の見解である、生老病死(しょうろうびょうし)が人生の真実です。
今回うつ病になり休職期間を過ごしていますが、
手助けを受けて、人生の真実に向き合う時間としています。
自立を意識して自分で再び立てるように
知識をつけながら思考回路を築いていこうと考えています。
※生老病死の捉え方
生老病死がこの世の真実なのはかわらないが、
苦しみから逃れる智慧とは、また、それを得るためにはどうしたらよいか。
この世の真実を知り、どのようにこの世を眺めるのか
そしてそのために正しい努力をすることが大切。